シンガー・ソングライターの大塚愛(23)がこのほど、初主演映画「東京フレンズThe Movie」(永山耕三監督、8月12日公開)の米ニューヨークロケを行い、セントラルパークでの収録や瑛太(23)とのキスシーンに挑んだ。初NYの大塚は、現地の警察官に話しかけ「カントリーロード」などをハミングするなど異文化コミュニケーションに積極的。「いつか路上ライブをやりたい」と大いに刺激を受けた様子だった。
初めてのニューヨーク。大塚のテンションは上がりっぱなしだった。「日本と街並みが違う。温かみがある街ですね」
映画は昨年発売されたDVDドラマ「東京フレンズ」の続編。DVD版は上京した大塚が、小林麻央(23)、松本莉緒(23)、真木よう子(23)らと出会い、夢を見つけていく群像劇。大塚は瑛太に誘われてバンドのボーカルを務めるが、瑛太は別のバンドに。そして、突然姿を消してしまって終わった。
映画版は姿を消した瑛太がNYにいると小林から教わった大塚が、現地に駆けつける場面から始まる。ロケはセントラルパークやエンパイアステートビル近くのマンションなどで行われた。瑛太をビンタする場面やラブシーンにも挑戦。DVD版では暗闇でのキスだったが、今回は白昼堂々と唇を重ね合わせた。
女優業に大塚は「まだよく分からない。台本を直前まで読まず、感覚で勝負してます」と戸惑い気味だが、瑛太は「感情が行き来するのでやりやすい」。永山監督も「女優として接している。見たらビックリしますよ。泣けるラブストーリーになってます」と役者として評価している。
大塚は大役のプレッシャーも感じていない様子。「街で歩いている人に話しかけたりしちゃいました。日本では絶対しないですけどね」と積極的にコミュニケーションを取った。ロケの警備をしていた警察官にも友達のように話しかけ「カントリーロード」や「トップ オブ ザ ワールド」などをハモりあった。
「言葉はしゃべれなくても歌うことで通じ合えた。音楽ってすごい。いつかここで路上ライブをやりたいですね」
初めてのニューヨークは女優としてだけでなく、アーティストとしての感性も大きく刺激したようだ。
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