女優・菅野美穂(28)が、1996年に亡くなった天才芸術家の岡本太郎さんを支えたパートナー、岡本敏子さん役に挑戦することが22日、分かった。
日テレ系「岡本太郎・幻の巨大壁画『明日の神話』除幕特番(仮)」(7月7日・後9時)の中の再現ドラマで演じるもの。
敏子さんは東京女子大在学中、太郎さんと出会い、約半世紀にわたって秘書として製作活動を支え続けた。実質上の妻として寄り添ったが、戸籍上は太郎さんの養女。太郎さんの死後も岡本太郎記念館館長として遺産を守り、昨年4月に79歳で亡くなった。
番組では、敏子さんが太郎さんとの人生を回想する約30分間のドラマを制作。「2人の生き方をに共感し、受け止めてくれそうな女優」として敏子さん役を菅野にオファーした。
敏子さんの著書を読むほどファンだった菅野は「本当にすごい女性。演じるというより、敏子さんになりたい。すごく気合入ってます」と並々ならぬ意欲を見せている。生き方についても「完全に理解できるとは思わないけど、同性として、太郎さんの才能を信じて50年も支え続けたところは共感できます」と話している。
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