【ソウル14日聯合】22日に韓国で公開されるホラー映画「着信アリFinal」に主演した堀北真希さんが13日、作品PRのため韓国を訪れた。堀北さんは韓国のケーブルテレビで放映中のドラマ「電車男」「野ブタ。をプロデュース」などに出演しており、韓国でも知られた存在だ。
「着信アリFinal」は、携帯電話を通じて死のメッセージを受け取った人が相次いで死んでいくという「着信アリ」シリーズの最終作。日本の高校を背景に、いじめに遭う女子高生が自分をいじめたクラスメートらに死のメッセージを送ることから始まるストーリーだ。
韓国は初訪問という堀北さんは、1作目、2作目が話題を呼んだ作品のため、最終作は日本でも期待が大きかったと振り返った。現在高校3年生の堀北さんにとっては、いじめの問題も身近なもの。自身も軽いいじめに遭ったことがあり、逆にいじめる側にまわったこともあると話す堀北さんは、ホラー映画ではあるものの、映画がいじめ問題について考える機会になってほしいと望んでいる。
映画ではいじめられっ子の明日香を演じる堀北さんは、シナリオを読んで頭の中で演技を考えたが、実際に演技で表現するのは簡単ではなかったと話した。他の出演者は相手役の反応を見ながら演じるが、自身の出演シーンは部屋の中で1人でいることが多かったこともあり、撮影中は不安だったという。
映画は韓国に修学旅行に行くストーリーであることから、釜山でもロケを行っている。しかし、堀北さんは修学旅行に参加しない設定のため出演シーンはなく、釜山ロケにも参加していない。その点が今回の映画で最も残念だったと話す堀北さんは、機会があれば韓国で映画撮影がしたいと話している。
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