俳優の竹中直人(50)がDJデビューする。7月5日に東京・SHIBUYA―AXで開催される主演映画「男はソレを我慢できない」(監督信藤三雄、7月下旬公開)の公開記念ライブに登場。役名の「DJタイガー」として、1000人の観客の前で一夜限りのDJ姿を披露する。
俳優だけではなく、コメディアン、映画監督、歌手など、さまざまな顔を持つ竹中が、DJに初挑戦する。
「男はソレを我慢できない」は下北沢を舞台にした人情コメディーで、竹中は7年の放浪の末、下北沢に戻った「DJタイガー」役。ラジカセを担ぎ「(人気DJの)テイトウワとDJバトルをした」と豪語するが、劇中でDJをするシーンはなく、真相は不明という設定だ。
アートディレクターとしてCDジャケットなどを手掛けてきた新藤三雄監督(58)の人脈で、同作には元「Y・M・O」のメンバーでミュージシャンの高橋幸宏(54)、活動休止中のユニット「ホフディラン」らミュージシャンが多数出演。音楽を織り交ぜたポップな構成で、製作サイドは「映画のノリを楽しんでもらいたい」とライブを企画した。
竹中は劇中と同じド派手な黄色のスーツで登場し、10分ほどパフォーマンスを披露する予定。1000人の観客の前でのデビューに向け、現在猛特訓中だ。
また、94年に小沢健二(38)とヒップホップグループ「スチャダラパー」が歌いヒットし、主題歌になっている「今夜はブギー・バック」ではラップにも挑戦。ゲストで参加する「スチャダラパー」らと練習を重ねており「本番がとても楽しみ」と意気込んでいる。
高橋ら出演ミュージシャンも登場し、共演の小池栄子(25)が生歌を披露するなど、銀幕からライブ会場に場所を移した、約2時間の豪華イベントになりそうだ。
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