ロック歌手の忌野清志郎(55)が米テネシー州ナッシュビルで13日夜、“ブルースの神様”ことB.B.キングが経営する「B.B.キング・ブルース・クラブ」でライブを行った。同所に日本人が立ったのは初めて。
故オーティス・レディングの「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」を作曲し「ブッカー・T&THE MG’S」や「ブルース・ブラザーズ」で活躍したギタリスト、スティーブ・クロッパー(54)との共演。クロッパーのプロデュースによる新アルバム(10月発売)を現地で製作中で、その合間を縫ってライブを敢行した。
クロッパーが「僕の大切な友達で、日本の、いや世界のソウルマンだ」と紹介すると、清志郎は花柄のド派手なスーツで登場。日本語で「こんなに外国人ばかりのライブは初めてです。ベイベー!」と叫ぶと、言葉は通じなくとも熱いソウル(魂)に観客は大興奮。新曲やウィルソン・ピケットの「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」などを披露。終演後はサイン攻めに遭っていた。
津軽三味線で全米ツアー中の吉田兄弟も同所に出演した。
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