SMAPの草なぎ剛(32)が10月10日スタートのフジテレビ系ドラマ「僕の歩く道」(火曜後10・0)に主演することが24日、分かった。
平成15年1月期の「僕の生きる道」、16年1月期「僕と彼女と彼女の生きる道」に続く脚本家・橋部敦子さんとのコンビで、3部作の最終章となる。前2作の平均視聴率は、「僕生き」の15.6%から、「僕カノ」が20.8%にジャンプアップ。いずれも、1人の男の心の変化を細やかに、丹念に演じた草なぎの表現力が話題を呼んだ。
最終章は、先天的な障害のため、6歳児の知能しかない31歳の大竹輝明が主人公。純粋かつ懸命に生きる輝明の姿が周囲の人々を変えていく。
制作の関西テレビ、重松圭一プロデューサーは「テーマは『純粋』。自分の思いだけでは生きられない現代に、まっすぐに自分の道だけを歩く男の人生を通して、純粋に生きることの素晴らしさを問う」と企画意図を説明。草なぎについて「純粋な人間性がにじみ出る俳優ナンバー1の草なぎさんの素晴らしい演技で3部作の最後を飾るにふさわしい作品になることでしょう」と期待する。
その草なぎは「脚本の橋部さんをはじめとする、このシリーズのスタッフとの再会を楽しみにしています。輝明を気負いなくストレートに前向きに演じたい」とコメントを寄せた。
また、輝明の幼なじみで獣医の都古役に決まった香里奈(22)は「都古をしっかり理解し心から演じたい」と意気込んでいる。共演は佐々木蔵之介、本仮屋ユイカ、加藤浩次、MEGUMI、須賀健太、浅野和之、小日向文世、大杉漣、長山藍子ら。
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