毎年恒例になっている平川地一丁目の夏休みツアー。
全10か所中、折り返し地点となる今回の東京公演ではライブ慣れした感じもあり、終始リラックスしたムードで行われた( ライブ写真はこちら )。
登場した途端、会場からは黄色い声援も聞かれたが、前半はMCを控えめにしっかり曲を聴かせる構成。中盤では今回のツアーで初めてそれぞれのソロパートを盛り込み、弟・直次郎はエレキでの演奏、兄・龍之介はベースの演奏を披露する場面も。
また、龍之介は、9月20日に発売になるカバーアルバム『歌い手を代えて』にも収録されるオフコースの「YES, YES, YES」をアコギ1本で弾き語った。
来年公開の映画「檸檬のころ」での俳優デビューも決定している直次郎は、MCで撮影に向けた意気込みを語り、龍之介は、初めて東京に出てきた頃の思い出に触れたりとトークでもそれぞれの持ち味をみせた。
後半は、未発表の新曲「永遠の約束」も含め、とにかく楽曲のよさがストレートに伝わるパフォーマンスで観客を引き込む。アンコールでは感動のあまり涙するファンの姿も見られ、2人の背丈や顔つき以上にミュージシャンとしての成長が感じられるライブとなった。
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