家庭を持つと、理想と現実のギャップに驚くことがある。『こんなはずじゃなかった』なんて後悔している人は、意外に多いはず。では、どういう家庭がみんなの理想なんだろう? そんな疑問に答えるべく、ORICON SYTLEではリサーチを実施してみた。
テレビドラマに登場する中から、憧れのファミリーを選ぶというもの。たくさんの選択肢から、総合1位に輝いたのは、根強い人気を持つあのファミリーだった。
性別/年代を問わず、圧倒的な支持率を誇って総合ランキングトップの座に選ばれたのは、【「ひとつ屋根の下」の柏木家】だ。江口洋介が演ずる“あんちゃん"のもと、兄弟たちが固い絆で結ばれる姿を描いたこのドラマは、パートワンの放映終了から13年経過したいまでも、“理想のファミリー"としてリスペクトされている。ちなみに、当時の平均視聴率は28.2%、最高で37.8%を誇った。
総合2位にランクインした【「寺内貫太郎一家」の寺内家】は、男性や40代からの支持率が高いファミリー。放映されたのは1974年と、何といまから20年以上も前の番組。それでもこの順位に入るのは、いかに番組としてのインパクトが強かったかを象徴していると言えるだろう。主人公、寺内貫太郎を演じた小林亜星、その実母役の悠木千帆(現在の樹木希林)、息子役の西城秀樹など、個性が際立つキャラクターが演技力を競ったことで、番組としての魅力が高まっていた。
続く総合3位の【「ぽっかぽか」の田所家】は、女性からの支持率が高かったファミリーだ。昼の時間帯ということもあって、家庭にいることが多い女性に対する知名度が高いと言えそう。昼ドラがどんどん過激なテーマ/内容になっていく中、ふつうの家族を描いたこのドラマが、逆に新鮮に見えるのかもしれない。
以上のような“定番"に加えて、今年放映された新番組もランクインしている。総合4位に入った【「吾輩は主婦である」の矢名家】、9位の【「プリマダム」の万田家】のふたつだ。前者は斉藤由貴と及川光博のコミカルな掛け合いが昼ドラ視聴層にインパクトを与え、後者は圧倒的な人気を誇る女優・黒木瞳の主演ドラマということで人気を集めた模様。また、話題の韓流ドラマからは【「フルハウス」のターナー家】が総合10位にランクインしている。
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