キリン『ラガービール』のCMをきっかけに“伝説のロックバンド"再結成!として話題となったサディスティック・ミカ・バンドが、木村カエラをボーカルに迎え“Sadistic Mikaela Band"として17年ぶりとなるオリジナルアルバムをリリースすることが決定した。
17年ぶりのレコーディングについては「久しぶりに合わせたので、みんなちゃんと弾けるのか?と心配したけど、我を忘れるほど音楽を楽しみました」とのこと。加藤和彦、高橋幸宏、高中正義、小原礼という個性的であり、実力派アーティストとレコーディングに挑んだ木村カエラは「ソロとして歌っているときと、ミカ・バンドとして歌っているときでは、声の感じが違っていることに驚きました。バンドのグルーヴに合わせようとしている自分もいたし、新しい発見もたくさんありました」と答えていた。
木村カエラとのコラボレーションについては「キッチュな感じがミカ・バンドにピッタリだと思います。親子ほども年齢が違いますが、音楽があれば年の差なんて…」(小原)「デビューしたときから気になるアーティストでした。娘にしたいほど素敵な女性です」(高橋)など、大絶賛。それを聞いた彼女は「とても幸せなことだと思います。一緒にいて楽しいし、レコーディングでも“スゴイ"と思うことばかりでした。メンバーの役割もきちんと決まっているので、以前もこんな感じでやっていたのかな?と、いろんなことを想像しちゃいました」と河口湖で行われた合宿レコーディングの様子を話していた。
サディスティック・ミカ・バンド“Sadistic Mikaela Band"のニューアルバム『NARKISSOS』は、10月25日に発売予定。また、来春には、井筒和幸監督の監修によるドキュメンタリー映画『サディスティック・ミカ・バンド(仮題)』も公開される予定となっており、どちらも完成が待ち望まれる。
PR