5月30日に転移性肝腫瘍(しゅよう)のため亡くなった今村昌平監督(享年79)のお別れの会が9日、東京・西新宿のセンチュリーハイアット東京で、監督が設立した日本映画学校の主催で行われ、女優、清水美砂(35)や同校卒業生のお笑いコンビ、ウッチャンナンチャンら約800人が出席した。
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「楢山節考」の撮影現場でほほえむ今村監督の遺影が飾られる中、女優、坂本スミ子(69)が同作のエンディング曲「親を眠らす子守唄」を歌い、最後は三本締め。仕事のため通夜、告別式ともに参列できなかった清水は「なんて恩知らずって思っていた。監督の素敵な写真を見て、『さよなら』が言えてよかった」と号泣した。
また、フランスのシラク大統領(73)から「芸術文化勲章」、文化庁から「旭日小綬章」が贈られたことが発表された
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