最終回を迎え、それぞれ視聴率も軒並み最後の大きな伸びをみせた4月スタート春の連続ドラマ。JALの全面協力により番組のエンディングで上戸彩が歴代キャビンアテンダントの制服姿を披露した『アテンションプリーズ』(フジテレビ系)、最終話の一部を生放送した『プリマダム』(日本テレビ系)など、この春のクールもいろいろな話題をお茶の間に投げかけてくれた。
そんななかORICON STYLEでは、前回の放送中間に続き、放送終了後の満足度ランキングを発表! 春の連続ドラマのなかで、最も視聴者の期待に応え、最終的な好評価を得た番組は!?
今回のアンケート調査でトップに立ったのは、前回調査から変わらず首位をキープした『医龍 Team Medical Dragon』(フジテレビ系)。3月調査の放送前・期待度では5位だったものの、放送直後には2位、そして前回の放送中間と今回の終了後調査でトップの座を獲得。回を重ねるごとにそのストーリー展開が視聴者の心をつかみ、コアなファン層を増やしていったようだ。
「私自身が医者を目指しているので、このドラマを見て、改めて「医者になりたい」という気持ちが強くなりました。医療に携わることの素晴らしさを伝えてくださってありがとう、という気持ちで一杯です」(関東圏/中・高校生/女性)、「専門的な分野を毎週詳しく説明してくれて、そこが飽きることなく観られました。重いテーマではありましたが、現実とそう遠くない、と思うと観ずにはいられませんでした」(関東圏/30代/女性)。
最終回まで視聴者に緊張感を維持させる展開、医療シーンでのリアルな映像、味のある演技が光ったキャスティングの妙への高評価が目立った。そのなかでも今回とくに阿部サダヲ、北村一輝に対する好評価の声が多く集まったのが印象的だ。
毎回、高い人気を誇り、コアなファンを持つ医療ものドラマ。もちろん、それだけで支持が集まるわけではないが、このクールでもそのテーマへの視聴者の関心の高さを示す結果となった。
そのほか、2位には前回から1ランクアップした『弁護士のくず』(TBS系)、3位には深キョンのお嬢様姿、現実ではありえないストーリー展開が支持を集めた『富豪刑事デラックス』(テレビ朝日系)がランクイン。トップの『医龍 Team Medical Dragon』がすべての世代から安定した人気を得ているのに対して、『弁護士のくず』は30~40代、『富豪刑事デラックス』は20代からの高い支持を集めて、それぞれ総合での上位獲得となった。
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