“ティーンのカリスマ”として活躍する現役女子高生歌手、加藤ミリヤ(17)が、9月30日公開のホラー映画「オトシモノ」(古澤健監督)で映画主題歌に初挑戦することが16日、分かった。楽曲は、自ら映画のために書き下ろした9月下旬発売の新曲「I WILL」。友情をテーマにした壮大なバラードで、女優、沢尻エリカ(20)の初主演作を後押しする。
「オトシモノ」は、血まみれの定期券を拾った人間が次々と行方不明になっていくホラー映画。ただ恐怖をあおるのではなく、女子高生同士の友情もテーマに含めた新しいスタイルのホラー映画として、配給元の松竹が力を入れている作品だ。
そんな映画のヒットに欠かせないのが主題歌で、松竹では「恐怖を乗り越えながら友情を育んだ女子高生の物語。ラストは、彼女たちにいちばん近いところにいる人の歌声で締めたい」と、かねてから考案。そこで白羽の矢を立てたのが、女子高生に多大な支持を受け、自身も現役女子高生である加藤だ。
加藤といえば、一昨年のデビュー時から“ポスト・宇多田ヒカル”ともいわれ、昨年発売した初アルバム「Rose」はオリコン初登場2位を記録。自身のオリジナルブランド「Miliyahood」を立ち上げるなど、ファッションセンスも女子高生の注目を集めており、“ティーンのカリスマ”として話題を呼んでいる。
もともとホラーは苦手だったというが、オファーを受け、同映画を見てみたところ、「ただ怖いだけの映画じゃない。ホラーなのに感動した!」と、すっかり気に入り快諾。映画のために曲を書き下ろし、友情をテーマにしたバラード「I WILL」を完成させた。
映画主題歌初挑戦となる加藤は、このほど、初めて映画の中で流れる自身の曲を聴き、「ラストで沢尻エリカちゃんが笑顔で振り向いて私の曲が流れたところ! メチャメチャ感動して泣きました」と大感激。
注目の若手女優、沢尻の初主演作と、女子高生のカリスマ、加藤のタッグは話題を集めそうだ。
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