中国映画祭のオープニングセレモニーが16日、都内で行われ、日本女優を代表して田中麗奈(26)が、中国俳優や映画関係者を歓迎した。中国の連続ドラマや映画に主演するなど、交流の深さは日本女優の中で群を抜いた存在。2年半前から中国語習得に励み、1月には北京で1カ月間の語学留学も経験した。5月には杭州で日本映画祭に参加し、魅力をアピールするなど、日中映画界交流の懸け橋となっている。この日も王志文(49)ら中国のトップ俳優や監督ら来日ゲストを前に流ちょうな中国語であいさつし、拍手を浴びていた。
昨年、中国各地などで撮影した台湾映画「幻遊伝」(チャン・イーウェン監督)も今夏、アジア各国で封切られる。「もっと中国語をしっかり身につけ、中国映画にどんどん出演したいです」。来日した中国映画関係者も「国際的に活躍できる資質を持った魅力的な女優」と注目している。
PR