モデル出身の女優、田丸麻紀(27)が、来年公開の映画「アコークロー」(岸本司監督)で映画初主演することが14日、分かった。沖縄の妖怪が登場する“琉球ホラー”で、ホラー映画も初めて。先月下旬にクランクインした田丸は「長い間睡眠不足になるくらい怖い映画です」と自信を見せている。
“女優宣言”してから3年。NHK大河「新選組!」やフジテレビ系月9ドラマ「ラストクリスマス」などで、じっくり演技の幅を磨いてきた田丸が、満を持して映画に初主演する。
作品は、東京から沖縄にやって来た女性(田丸)が、ある事件を機に沖縄の妖怪・妖精の一種「キジムナー」に取り憑かれてしまうという“沖縄初の本格ホラー映画”だ。タイトルは沖縄の方言で“夕暮れ”の意。製作サイドは、「映画初主演という新鮮さ」「知名度」の2点から田丸を主演に抜てきした。
主演はドラマを含めても初だけに、大役を射止めてさぞかし大喜びかと思いきや、「怖がりなのでホラーは苦手。本当はすごくイヤでした。もっとハッピーなものが良かった」と苦笑い。もっとも沖縄ロケでは、怖がりな面も手伝い、迫真の演技を披露。「ロケ地も怖いところばかりで随分陰気くさいのですが、みんな楽しんで頑張っています」と張り切っている。
共演は忍成修吾(25)、エリカ(26)ら。
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