男性2人組「スキマスイッチ」が、新曲「スフィアの羽根」で朝日放送(テレビ朝日系)の今夏の「第88回全国高等学校野球選手権大会」の統一テーマ曲を歌うことが14日、分かった。17日には全国のトップを切って沖縄県予選が開幕。同曲は、本大会全試合のオープニング曲を務めるほか、7月下旬からABCで放送される高校野球関連の番組すべてで流される。
今年の夏、高校球児たちが繰り広げる熱戦をさらに盛り上げるのはスキマスイッチの2人だ。
スキマの新曲「スフィアの羽根」は、ABCで放送される地方大会の熱戦を報じる「速報!甲子園の道」をはじめ、本大会の感動的なシーンをダイジェストで放送する「熱闘甲子園」など、高校野球関連番組すべてのテーマ曲となる。
同局ではこれまで、複数のアーティストをテーマ曲に起用してきたが、03年から統一テーマ曲を採用。今年で4回目を迎え、昨年まで藤井フミヤ(42)、ZONE、スガシカオ(39)が感動的シーンを盛り上げてきた。
テーマ曲となる新曲は、「-掴み取るんだ 栄光に羽ばたいて、さあ!」青春真っただ中で夢に向かって突っ走る球児たちのために書き下ろされた楽曲。夏を思わせる疾走感あるメロディーに、ボーカル・大橋卓弥(28)の甘い歌声がゆったりと感動に浸らせてくれるスキマらしい楽曲に仕上がっている。
同曲は、長澤まさみ(19)と速水もこみち(21)が主演することで話題の映画「ラフ」の主題歌「ガラナ」のカップリングとして8月16日に発売される。
高校生の時、柔道で青春時代を送ってきたキーボード・常田真太郎(28)は、高校野球のテーマ曲を歌うことに「昔から毎年、必ず見てた。甲子園の季節が来ると、タオルかティッシュを持ってテレビの前に行く毎日になる」と、今から楽しみにしている。大橋も「青春に乗っかれる気がしてうれしい。思いっ切りぶつかり合ってください」と、球児たちの熱い試合に期待した。
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