女優の観月ありさ(29)が、WOWOWのドラマW「マエストロ」(今秋放送)に主演することが19日、分かった。7月スタートの日テレ系ドラマ「CAとお呼びっ!」ではキャビンアテンダントにふんする観月だが、今度はバイオリニスト役を務める。
同作は直木賞作家・篠田節子さんの音楽小説の代表作で、映画「笑の大学」の星護監督がメガホンを執る。観月が演じるのは、成功の絶頂にあるものの、専門家から“一流半”と評されるバイオリニスト。バイオリンの名器に出会ったことがきっかけでスキャンダルに巻き込まれ逮捕されてしまう…というストーリー。
青木泰憲プロデューサーは「音楽の雰囲気が欠かせない役で、等身大の共感を呼ぶことのできる女優」と、女優、歌手として活躍する観月を起用した。
観月は4月に入って、音大の先生につきバイオリンの練習をスタート。「3年やればコンクールに出られる」とほめられるほど筋が良く、演奏シーンの撮影では数千万円の名器も使用するという。観月は「音楽家として心のかっとうをいかに表現していこうかと考えてます。また新しい一面を見せられたら」と意気込んでいる。共演は中村俊介(31)、長塚京三(60)、伊藤裕子(32)、佐藤めぐみ(21)、宅麻伸(50)ら。
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