歌手、Sowelu(23)が新アルバム「24-twenty four-」を発売した12日、たった1日で2440キロを移動する前人未到の日本横断キャンペーンを敢行した。早朝5時半に札幌のFMラジオ局に生出演し、PR行脚をスタート。福岡、大阪、名古屋とまわり、東京ですべてが終了したのは深夜2時過ぎという過酷さ。それでも、「忘れられない思い出になりました」とやり遂げた達成感に浸っていた。
Soweluがアルバムタイトルにちなみ、24時間以内に全国5大都市をまわる、誰も経験したことのない超ウルトラキャンペーンに挑んだ。総移動距離は何と2440.6キロ。東京-グアム間にほぼ匹敵する距離だ。
Soweluは前日の11日夕に札幌入りし、午後9時ごろに就寝。翌日の午前2時に起床して、同5時半からのFM NORTH WAVE「モーニング・スコープ」の生出演に臨んだ。
約1時間、新アルバムのPRを行った後、新千歳空港から東京・羽田空港を経由して、正午過ぎに空路で福岡入り。FM福岡の「ラジ★ゴン」に出演した際には、本番1秒前にスタジオに滑り込むハラハラぶりだった。
放送終了後はJR博多駅へと向かい、今度は5大都市のうち、唯一インストアイベントを行う大阪へ新幹線で向かった。午後5時半、レコード店のHMV心斎橋に到着すると、100人のファンの熱烈歓迎を受け、アルバム収録曲「守るべきもの」を熱唱。トークでも魅了した。
時間との闘いは、まだまだ続く。完全に陽が落ちた同7時過ぎには再び新幹線に乗り込み、名古屋へ。ZIP-FM「グルーヴ・ナイト」に生出演し、さらに新幹線で東京へ。TOKYO FM「ラジアンリミテッドDX」のスタジオ入りは、すでに時計の針が深夜零時をまわっていた。
2時過ぎにすべての仕事を終了したSoweluは、少し疲れた表情を見せながらも、満面の笑み。「札幌で雨が降っているかと思いきや、博多は真逆の蒸し暑い晴天で、さらに大阪はまた小雨…。日本って広いなと実感しました」と振り返り、「福岡のスタジオで滑り込みセーフなど、かなりドキドキのスケジュールで、こんなハラハラする24時間なんて、なかなか味わえないですね」と充実感でいっぱいだった。
彼女の努力が報われたのか、この日のオリコンデイリーチャートで新アルバムは3位。イベントを行ったHMV心斎橋では1位に輝いた。
PR