劇団「青年座」座長で、俳優の森塚敏(もりつか・びん、本名もりつか・とし)さんが19日午後3時14分、肺気腫のため都内の病院で死去した。79歳。4月に体調を崩して入院。5月末に退院したが、今月に入って再入院し、そのまま帰らぬ人となった。
47年に劇団「俳優座」に入団。54年に「青年座」を結成し、西田敏行、高畑淳子、岩崎良美らを輩出した。温厚な人柄で人望も厚く、日本劇団協議会会長など要職も歴任した。俳優としても、舞台、映画、ドラマなど幅広く活躍した。
通夜は21日午後6時から、葬儀・告別式は22日午前11時から、ともに東京都中野区中央2の33の3、宝仙寺で。喪主は長女の綾(あや)さん。
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