PRIDE統括本部長の高田延彦(44)と妻でタレントの向井亜紀(41)が28日、夫婦で初共演する朗読劇「ラブ・レターズ」(8月2日、東京・渋谷パルコ劇場)のけいこを行った。
舞台は幼なじみの男女が50年にわたって交わし続けた手紙を、2時間近く淡々と読み続ける。高田は「初めて出会ったころの気持ちを思い出しながら、夫婦ということを忘れて恋人気分で演じたい」。03年に誕生した双子の男の子の育児にも追われる向井は「最近は子供の話ばかりなので、たまには夫婦でロマンチックな話をしてみたかった」と語った。
2人は88年に知り合った。テレビ番組で向井にほれ込んだ高田が知人を通じて紹介してもらい、3回目のデートで結婚を申し込んだ。向井が体調を崩すと栄養価の高いチーズ持参で見舞うなど、恋人時代は高田の押しの一手だった。朗読初挑戦の高田は「(妻に)ダメだしするぐらいの余裕を持つ」と、舞台上でも主導権を握り押せ押せを貫く。
向井は「読むことに集中している自分の顔がどんなか考えたことがないので、恥ずかしい」と、家庭では見せない顔を夫に見られるのも照れくさいようだ。
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